銅と亜鉛からなる合金です。
微量の鉛や鉄を含む場合も在ります。
真鍮(黄銅)と金属の組み合わせは同じですが、割合が異なります。
真鍮の場合は銅70~60%ですが、丹銅は80%以上あります。
規格では、C2100、C2200、C2300、C2400など。
銅の割合が高い(90%以上)丹銅は、見た目は銅に見えることがありますので注意が必要です。
丹銅と銅を比較すると、丹銅は銅に比べ若干白く見えます。
亜鉛が5%程度で銅色(赤銅色)、10%で黄色がかった赤色、20%で橙色、30%で緑がかった黄色、35~40%で黄金色。
亜鉛が5%程度の丹銅はGilding Metal、10%程度の丹銅はCommercial Bronze、15%程度の丹銅はRed Brass、20%程度の丹銅はTombac、30%程度の丹銅はHigh Brassと呼びます。
「丹」が付く合金には、亜鉛の合金である丹入(たんにゅう)があります。
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