パソコンの記憶装置であるハードディスク(HDD,HardDiskDrive)の屑(スクラップ)です。
大きさは何種類かありますが、よく見られるのは、3.5インチ(デスクトップ用)と2.5インチ(ノートパソコン用)です。
3.5インチと2.5インチでは、金属の構成が異なりますので、厳密にはスクラップとしての価値も異なるのですが、単に「ハードディスク」とひとまとめにして扱うことが大半です。
5インチ(相当古い)や、1.8インチのハードディスクもあります。
最近は、MacBook Airのように、ハードディスクを搭載せず、SSD(Solid State Drive)を搭載しているパソコンもあります。
内部には、強力な磁石であるネオジム磁石が使用されています。
接続形式としてIDE、SCSI、SATA、SAS等がありますが、記憶装置としては使わず屑(スクラップ)用途ですので、形式は問いません。
基板からは金、銀、パラジウム等が採れますが、基板が年々小さくなっており、ハードディスクに含まれる貴金属の量は減っています。
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